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許せない気持ち

2016/08/04

私たちはどうしても人を「許せない」と思う時があります。

旦那・彼・元彼に浮気された
妻・彼女・元彼女に浮気された
自分が大事にしているものを傷つけられた
いくら頑張っても認めてくれない上司や会社
自分より頑張ってないあいつが先に出世した
騙されてお金を取られた
貸したお金をいつまでも返してくれない友人
自分に暴力を振るった人
助けてくれなかった家族・友人・恋人
恋人に暴言を吐かれた

誰かの言動によって心が傷ついたことは誰にでもあるのではないでしょうか。
そんな時、誰もが自分をこんな目に合わせた相手を「許せない」と感じます。

あなたは、とても頑張りましたね。

でも、あなたが期待したようには、相手はあなたに対して、してくれませんでしたね。

あなたは、傷付きましたね。

こんなに頑張ったのに、こんなに捧げたのに、相手はそれを受け取らなかったばかりか、
裏切りという形であなたに突き返しましたね。

怒って当然です。悲しくて当然です。

とても、辛かったですね。

「許せない」のだからほっておけばいい、このまま忘れられたらいい、

でもいつまでたっても忘れられない。悔しい気持ちが消えない。

いつまでたっても自分の人生は面白くないまま。

このように、怒りで蓋をされた「傷ついた」心の下にある感情は「自分が大事に扱われなくて悲しかった」という感情ではないでしょうか。そして犯罪行為以外の場合、自分を傷つけた相手はあなたが最も大事に思っている(思っていた)身近な人なのではないでしょうか。

「あいつが裏切ったから」「相手が自分をこんなに不幸にしたから」自分だけが谷底に落とされて苦しくて、でも相手は自分を気にかけている様子はなく、新しい相手との恋愛やいままで通りの環境の中で幸せに人生を楽しんでいる。自分は失って、置いて行かれたまま。悔しい、辛い、悲しい。寝ても覚めてもその思いに囚われ、夜一人になると涙が止まらない。

許して自分も楽になりたい、でも許せない。
許したら自分を傷つけた相手が幸せになって自分だけが不幸になってしまうような気がする。
そんなの嫌だ。傷付けておいて相手だけが幸せになっているのは許せない。
戻ってこないなら、壊れたものが元通りにならないのなら
せめて自分がこれほど苦しんでいることをわかってほしい。
自分をここまで傷付けたことをわかってほしい。

そう思うのではないでしょうか。

ここで、まだ相手と対等に言い合える状態であればまだいいのです。でも、「許せない」状態が極限になっている場合は、もうそれが終わりかけているか、終わってしまったかのどちらかではないでしょうか。気持ちはまだ完全に消化していないのに、消化できていないやり場のない気持ちだけが残ってしまった。

そんな時なんじゃないでしょうか。

言いたかったのに言えなかったこと
言わなくてよかったのに言ってしまったこと
わかってほしかったのにわかってもらえなかったこと
したかったのにできなかったこと
したくなかったのにしてしまったこと

こういう気持ちが心の中に残っているのではないでしょうか。

許したくても許せない時、忘れたくても忘れられない時、許せない相手を、今無理に許そうとする必要はあるのでしょうか。今、無理に許さなくても良いのではないでしょうか。

許したいのに許せない
許せないのに許したい

この矛盾する気持ちが、余計に自分を苦しめていることに気づきましょう。
許したいのではなく、今はまだ許したくないのです。

そう思うからにはそれなりの理由があるでしょう。それはもしかしたら無理に許さなくてもいいことなのかもしれません。
そう思った正直な気持ちを自分自身で認めてあげても良いのではないでしょうか。
しかし誰かを許せない思いを抱えているのは辛いものです。だから相手のためにというよりは自分のために許してあげることを考えたら良いと思います。それすらまだ難しい場合は、そもそも無理に許そうとしないということを自分自信で許してあげてください。

もう別れてしまって、相手に伝えることができない場合も多いと思います。そういう時は、友達に話したり、家族に話したりしたら良いと思います。友達や家族に相談できない場合は、インターネット上の相談サイトに投稿したり、心理カウンセラーのところへ相談しに行ってみたらいいと思います。本当の感情は、いつも素直で正直なんです。そのまま感じていればいいんです。本当の感情と違うことをしようとするから苦しいのです。わかってもらえないからといって、感情を相手への攻撃という形で過剰に武装したりしなければ、あなたは自由に感じていいのです。

今は許せない自分を、自分で許してあげる。
許せない気持ちを自然に消化できるまでは急がなくてもいいのではないでしょうか。
許すのを考えるのは、その後でも良いのではないでしょうか。時間が経っても許せないなら、許さないことを自分で自分に許してあげても良いのではないでしょうか。

許すというのは崇高な行為ですが、本当の気持ちを犠牲にしてまで行うものではありません。少なくとも犠牲に感じているうちは、本当に許してないのだから、無理に許そうとしなくていいのです。裏切られた思いが強ければ強いほど、許すという行為も並大抵のものではありません。本当に許すということはそう簡単にできることではないのです。許さなきゃと思うことで余計に自分が苦しくなるなら、今はまだ許さないままで置いておくという選択肢もあってもいいのではないでしょうか。

そうして少しづつ自分を許してあげるうちに、自然に相手のことも許せるうようになってくるのではないでしょうか。

その時が来るまで、今は静かに待ちましょう。

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