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自分の過去の過ちが許せない

2016/08/04

人に言えないような過ちはこれまで一度もしたことがありません、という人はいないのではないでしょうか。人間ですから過ちは誰にでもあるものです。自分の過去の過ちは墓場まで持っていくと決め込んでいることもあるでしょう。

しかし、自分は過去に許されないことをしてしまった・・・と自己嫌悪や罪悪感に苛まれ長いこと苦しみ続ける人もいます。このような状況にある場合、罪悪感を常に感じているので、そんな自分が幸せになってはいけないと無意識で感じている場合があります。

例えば、過去に不倫や浮気をしたことがあったり、大きな嘘をついてしまったり、友人を裏切ったことがあったりしたとします。それをずっと責め続けていて、自分は悪いことをした、心のどこかでこんな自分は幸せになってはいけないと感じている場合、その罪悪感は無意識的に自分で自分を幸せでない方向に向けようとすることがあります。自分には幸せになる資格はない、と心のどこかで感じでしまい、幸せになれそうな状況であってもそれを自ら壊してしまうことがあります。

ところが厄介なのが、この「自分で自分を罰する」という気持ちです。何かがあって苦しい思いをしている時に他人のせいにするのはみっともない気がするので、自分で自分を責めるのですが、自分を責めていることを言い訳にして、実際は本当に反省はしていないことが多いのです。反省しているような行為に見えますが実際はどこかで他人のせいにしているのです。起こった出来事に対して真摯に向き合っているようで、実は逃げているのです。自分で自分を責めて罰を受け続けることで、自分が起こしてしまった出来事を帳消しにしようとしているのです。

しかし起こった出来事は変えられません。誰かを傷つけた事実は変わりません。人間ですから過ちを起こしたことのない人はいないし、人を傷つけたことがない人もいないのです。ある一定期間そのような気持ちを持つことも必要だと思います。ですがいつまでたっても自己嫌悪や自分を罰するという行為を続けていることは、実は反省しているようで自分自信を成長させることから逃げている行為なのかもしれません。

誰かを許すことと同様に時間がかかりますが、やはり自分自信を許して罪悪感を手放していくことが必要になってきます。起こった出来事は変えられませんが、その経験から学び、未来にまた同じ過ちをしないようにすれば良いのです。自分を罰してばかりの気持ちだと、辛いですし幸せではないですよね。自分が幸せでないと、人に良いことをしてあげようという気持ちの余裕は生まれにくいですよね。まずは自分で自分を幸せにしてあげることに意識を向けることが大事ではないでしょうか。罪悪感が強いということは心が優しいということでもあるのですが、そのままでは自己嫌悪と罪悪感の無限ループにはまった弱い自分のままで居続けることを自ら選択しているのと同じことになってしまいます。迷惑をかけてしまった人に本当の意味で償いとしたいと考えるのであれば、そこから勇気を持って一歩抜け出し、意識的に自己嫌悪や罪悪感の気持ちを克服して手放し、自分を成長させようとするステップが必要になってくると思います。

出来事が起こってからしばらくの間は、自分で自分を戒める、反省するというのは大事なことです。ですが、自己嫌悪や自分で自分を責める行為が必要以上に長く続いている人は一度それが実は自分の為に行っていることのようで、実は逃げになっていないかどうかと疑ってみると良いかもしれません。

そう簡単に自分を許せないという人は、自分をとことん責めて責めて、もうこれ以上責めきれない、というところまで責めきって反省してみるのもいいと思います。中途半端に逃げ道を作って何度も自己嫌悪と罪悪感を繰り返すよりは一度本当に苦しくなるところまで自分を責めきってみると良いと思います。自分の中の愚かな行為だったり恥ずかしい振る舞いと再度対峙するわけですから辛い行為となりますがそのようにして出し切るところまで出し切ってしまった方が後々の為に良いでしょう。ひとしきり反省しきったら、後は這い上がっていくしかありません。

自分で自分を許してあげないことには幸せは感じにくいですよね。幸せを感じにくいと、相手からの好意も受け取りにくくなってしまいます。やはりどこかで自分自身が卑屈になってしまい、良くなるはずの人間関係もこじれてしまうことがあります。いつまでたっても自分の過去を許さないということは、結局本当の意味では自分の為にも、周りの支えてくれている人たちの為にもならないのです。自己嫌悪や罪悪感で長いこと苦しんでいるなら、そろそろ許して手放していく時期なのではないでしょうか。

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